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バリ島マッサージサロン☆ボディケア庵 天神店 の日記

「遊園地でのいい話」・・・感動します!

2014.05.16

あるご夫婦がレストランを訪れ、食事のオーダーをしました。
「Aセット一つと、Bセット一つ。」夫婦はしばし顔を見合わせ、「それとお子様ランチを一つ頂けますか?」と言いました。

ウェイトレスはテーブルを見渡し、「お客様、誠に申し訳ございませんが、お子様ランチは小学生のお子様までと決まっておりますので、・・・」
するとそのご夫婦はにっこり微笑んで、「それなら結構です。」と言われたそうです。

気になったウェイトレスは勇気を出してマニュアルから一歩踏み出し尋ねてみました。「失礼ですが、お子様ランチはどなたが食べられるのですか?」
その夫婦はしばらく顔を見合わせ、沈黙した後、話し出しました。

「実は、私どもには以前子供がおりました。しかし、幼くして亡くなってしまって、一度も遊園地に連れて くることが出来なかったのです。子供を亡くしてからは、しばらく何もする気力も起きずただ呆然と毎日を過ごしていたのですが、ようやく最近落ちついてきたので・・・

今日は、亡くなった子供の誕生日だったものですから、親子三人で一日思いきり楽しもうと、遊園地にお邪魔したのです。思い出に三人で一緒に食事をしようと思ってお子様ランチを頼んだのですが・・・ただ、今日はもう十分に楽しませて頂きましたので」そう言うと二人はにっこりウェイトレスに微笑みました。

ウェイトレスはその足でマネージャーに報告に行きました。聞き終えたマネージャーはすぐさま、厨房のシェフに向かって「お子様ランチひとつ!」とオーダーをし、「お子様用のイスを用意して!」と指示を出した。

その数分後、運ばれてきたのは夫婦のオーダーした料理と『お誕生日おめでとう』のプレートが立ったお子様ランチでした。

「お客様、大変お待たせいたしました。ご注文のお子様ランチをお持ちいたしました。
お子様のイスは、お父さんとお母さんの間でよろしいですか?では、ゆっくりと食事をお楽しみください」ウェイトレスはそう言ってその場を去りました。

後日、この夫婦から手紙が届いたそうです。
「あの日、食事を戴きながら涙が止まりませんでした。まるで娘が生きているような家族の団らんを味あわせて戴きました。あのような優しい思い出を頂けるとは、夢にも思いませんでした。」


「バリマッサージ」ボディケア庵 天神店 092-731-1840

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